雨上がり夜明けを待っていられない 父の日号

きょうは父の日ですが

きのうのうちに母を訪ねてオロナミンCを届けて
少し話をして帰って来た


僕の耳が遠くなった話をしたら
昔話になって
父が軟調だったのでその苦労話に変わっていた

母が嫁いで来た昭和二十年代の後半のこと
この家には、父の弟二人、妹一人、父母、祖母がいたという

一つの家の下で新婚の夫婦がいるのだが
苦労は父の耳がほとんど聞こえないことだったという

どんな苦労であったかは
容易に想像できるとも言えるし
想像を絶するとも言えよう

一日に怒った喜びやら悲しみやら怒りやらを二人で話せる時間は全くなかったという
どうやって子どもができたのかは質問したりしなかったが
心はどうやって通じ合えるのだろうか

これは、きっと永遠の疑問のままであろう


緊急入院などを想定してパジャマなどを
先ごろ一式用意したという

いつ救急車で運ばれても
いつ身体が動かなくなって寝たきりになっても

慌てなくてもいいように準備をしておくのだという


「突然」のことが発生するその時は
刻々と近づいている

話は訥々と時間を遡って
これまで誰にも話さなかった話までにも及ぶ

父の日のイブの午後はそんな風に過ぎて行きました

 

コメントくださいね(初回は承認必要ですが、2回目以降はフリーです)

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中